9/18に第3回定例会が閉会しました。
 この1年間は、厚生委員会→文教委員会→都市整備委員会と所属する委員会が変わりましたが、9/11が2年目の常任委員会(都市整備委員会)における最後の質疑でした。


 「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針(案)」について、質疑を行いました。都市計画道路は、東京都の多様な機能を形成する基本的なインフラとして長期的な視点で都市計画決定がなされています。同時に、社会状況や経済情勢、技術革新などによって、道路に求められる役割も変化し続けており、計画の不断の検証が不可欠です。
 今回の基本方針は、平成28年に策定された第四次整備方針で必要性が確認された路線のうち、優先整備路線や見直し候補路線などを除く未着手の道路を対象に、新たな検証項目を設定して計画内容を検討したもの。
 立体交差や交差点拡幅部などの未着手計画については、廃止や今後の検証ということで一定の整理がなされたものと考えます。道路については、約535㎞の検討対象のうち約12㎞の見直しとなり、数字だけでとらえるとインパクトは小さく感じます。長期にわたって未着手の路線があり、建築制限が長期化しているという実態がある中で、これまでの事業化計画を含む検討結果は是としながらも、それが不変ではなく、社会経済情勢や地域の様々な実状の変化などを常にとらまえて、選択と集中を進めるべきだと考えます。
 基本方針(案)はこちら↓をご参照ください。
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kiban/tokyo/keikakudoro_adviser_iinkai.html

 次の定例会(第4回定例会)までの間、決算特別委員会、新たな常任委員会による事務事業質疑が行われます。