都電荒川線の始点・終点である三ノ輪橋停留場に、新たな案内拠点として都営交通案内所「三ノ輪橋おもいで館」がオープンしました。
 10/21のオープニングセレモニーに参加。
 ここでは、都営交通に関するご案内をすると同時に、都電荒川線の乗車券(定期券、一日乗車券)や都電グッズなどが販売されます。当日も、多くの都電ファンの方々がカメラを片手に来られていました。セレモニーでは、花電車を展示。
 都電荒川線の一日当たりの乗車人員は45,000~46,000人、乗車料収入が横ばいで推移する一方、車両や設備の更新による減価償却費が増加傾向にあることから、6年連続で営業損益、経常損益ともに赤字決算。昨年の公営企業決算特別委員会で、現状や課題、今後の展望などについて質疑いたしました。最新の29年度の決算書をみると、乗車人員は年間で28万1,600人余と前年より約15,000人増加し、営業収益は4億5,600万円の増、7年ぶりに営業損益、経常損益ともに黒字となりました。現在、決算特別委員会が行われている期間であり、今年は決算委員会の委員ではありませんので、改めて、決算状況の詳細について交通局に確認したいと思います。
 この度の新たな案内拠点の整備を受けて、例えば区の観光ボランティアの方々との連携を図るなど、さらなる利用客の増加につなげる取り組みを進めることが必要です。