今日は都市整備委員会。
 今定例会で付託された契約案・条例案・報告事項について質疑が行われました。
 委員長として、質疑のある委員会は今日が最後。いつも通り、緊張感をもって臨みました。
 条例案は、近年増加している狭小な住戸からなる長屋について、居住者の避難など安全性の確保などの課題があることから敷地内の通路幅の規定を設けるものなど「東京都建築安全条例の一部改正案」と、住宅確保要配慮者向けの賃貸住宅登録申請に関する手数料を800円から非徴収とする「東京都都市整備局関係手数料条約の一部改正案」が審議されました。
 いずれも、今日的な課題に対応した条例改正案です。
 住宅セーフティネット制度の開始によって、高齢者や障がい者、子育て世帯など住宅の確保に配慮が必要な方々(住宅確保要配慮者)向けの登録制度が始まりましたが、東京都内の目標3万戸に対して、今現在214件にとどまっていることから、抜本的な対策を講じていかなければなりません。