昨日は第三回定例会の最終日。条例案13件などが可決、成立しました。
 とりわけ、人権尊重条例案(東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例案)は、総務委員会で様々な観点から議論がなされ、昨日の本会議において、賛成多数で成立しました。2020年東京大会に向けて「いかなる種類の差別も許されない」とする五輪憲章の実現を目指すもので、「東京都人権施策推進方針」における17の人権課題を含み、性的少数者への差別とヘイトスピーチの問題について規定しました。来年はラグビーワールドカップが開催されることから、ホストシティとしての責務として、これまで十分な対策が講じられてこなかった人権施策を推進することが求められていたと考えます。今後も、多様性が認められる東京を実現するため、引き続き取り組んでいきます。